大山古墳 ~百舌鳥古墳群~ ― 2017年08月17日
堺市の百舌鳥古墳群へ行ってきました。
写真は帰りに立ち寄った堺市役所の展望台からの眺めです。
百舌鳥古墳群は、古市古墳群とともに、世界遺産の候補として日本から推薦されています。そのうちの最大規模の古墳が大山古墳(大仙陵古墳)です。今では3重の環濠を備える、墳墓としては世界最大規模の建造物で、少し前までは教科書に仁徳天皇陵として記載されていた古墳です。管理する宮内庁が学術調査を許さず、被葬者が不明のため、最近は地名を冠して大山古墳と呼ばれるようです。被葬者が仁徳天皇でないとしても、規模から天皇陵等であることに疑いはないからか、大仙陵古墳とも呼ばれるようです。
環濠の周りを一周すると、だいたい3000メートルくらいです。ですが、立ち入り禁止なので、一回りしても濠しか見えません(濠と濠の間の土塁の木々で隠されてしまって、古墳の本体は見えません)。正面の位置からだけ濠の内側を垣間見ることができますが、もし世界遺産に登録されても、行ってみてがっかりする日本の世界遺産の最右翼になりそうな気がして、とても残念です。気球に乗って上から見られるようにするとか工夫してほしいものです。
近くの三国ヶ丘駅の屋上から古墳のてっぺんを見ることができます。
なお、ボランティアでガイドをされている方の話では、宮内庁管理として立ち入り禁止になったのは明治時代からで、江戸時代までは薪穫りや狩りのために入れたそうです。
写真は帰りに立ち寄った堺市役所の展望台からの眺めです。
百舌鳥古墳群は、古市古墳群とともに、世界遺産の候補として日本から推薦されています。そのうちの最大規模の古墳が大山古墳(大仙陵古墳)です。今では3重の環濠を備える、墳墓としては世界最大規模の建造物で、少し前までは教科書に仁徳天皇陵として記載されていた古墳です。管理する宮内庁が学術調査を許さず、被葬者が不明のため、最近は地名を冠して大山古墳と呼ばれるようです。被葬者が仁徳天皇でないとしても、規模から天皇陵等であることに疑いはないからか、大仙陵古墳とも呼ばれるようです。
環濠の周りを一周すると、だいたい3000メートルくらいです。ですが、立ち入り禁止なので、一回りしても濠しか見えません(濠と濠の間の土塁の木々で隠されてしまって、古墳の本体は見えません)。正面の位置からだけ濠の内側を垣間見ることができますが、もし世界遺産に登録されても、行ってみてがっかりする日本の世界遺産の最右翼になりそうな気がして、とても残念です。気球に乗って上から見られるようにするとか工夫してほしいものです。
近くの三国ヶ丘駅の屋上から古墳のてっぺんを見ることができます。
なお、ボランティアでガイドをされている方の話では、宮内庁管理として立ち入り禁止になったのは明治時代からで、江戸時代までは薪穫りや狩りのために入れたそうです。
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